完全食とは何かご存知でしょうか?
Wikipediaによると、「完全食(かんぜんしょく)とは、健康を維持するために必要な栄養をすべて含んだ食品、あるいは食事である。」とのこと。
今回は、そんな完全食として最近注目されている「BASE PASTA」シリーズで、新しく発売されたベースラーメンセットを食べてみました!
完全食 BASE RAMEN® おためしセットshop.basefood.co.jp
BASEのホームページで紹介されている、980円のお試しセットの中身はこんな感じ。
麺×2人前と、ラーメンスープ×2種類(煮干し、豚骨醤油)と出来上がりにトッピングする煮干しの粉が入っています。
今回はこの2種類のラーメンを両方食べてみたので、気になるそのお味をご紹介します。
結論
激マズでした!!(笑)
実は食べる前にネットのレビューで「まずい」という声もちらほらあったのですが、「さすがにそんなにまずいものが売っているはずがない」と思って注文したのです。
ホームページに載っていたレシピ写真はとても美味しそうでしたし、個人的には穀物のシリアルや流行りの自然食品も好きなので、これもイケるだろうと思っていました。
しかし、本当にまずかった!!(笑)
付け合わせの茄子の和え物が天使に思えた(笑)
ひっきりなしに水を飲んで、流し込んでようやく完食しました。
そもそもの目的が完全な栄養を摂取することなので、味は二の次でも良いとは思いますし、安全面など製造品質は優れていると認識していますが、完全食として今後生活に取り入れていくには、かなりの味の改善が必要かなと思いました。
今日は、そんなBASE RAMEN(ベースラーメン)の味について更に詳しく紹介していきます。
感想その1.スープは普通。煮干しの方は旨い!
スープはどちらもそれほど悪くなく、煮干しの方はラーメン凪さんともコラボしているとのことで非常に美味しかったです。
スープの素を器に入れてお湯を注ぐと、ふわ〜っと美味しそうな匂いが漂ってきます。
水の分量を正しく測れば、麺と絡めたときのスープの味の濃さもちょうど良く、市販のラーメンの中でも美味しい方なんじゃないかな、と思いました。
感想その2.麺の食感がボソボソ・にちゃにちゃ・パサパサ
問題は麺なんですよね・・・。
BASE RAMENの麺は、小麦全粒粉、小麦タンパク、大豆粉、もち米、米ぬか、小麦麦芽、チアシード(!?)などを使用しており、一般的な「小麦粉、かん水、水、塩」などで作られるラーメンの麺よりも多くの素材を使っています。
特に全粒粉を使用しているためか、麺がザラザラ・ボソボソとしてしまっており、ラーメン特有のちゅるちゅるっとした心地よいすすり感がなくなってしまっています。
スープを入れたときは、美味しそうな見た目と香りで期待感が高まっていたのですが、味わった途端、「ううううううう、マズ・・・」という感じでした(笑)
BASE PASTAに比べると、麺につるつる感を出したとのことですが、普通のラーメンを食べ慣れた方にとっては非常に違和感のある触感になってしまっていると思います。
感想その3.穀物麺は単体だと美味しいが、ラーメンとして食べると不味い
BASE RAMENの穀物麺は1分ほどで茹で上がります。
茹で上がりに麺単体で食べてみたのですが、これは美味しい。
噛めば噛むほど穀物の優しい甘さとほのかな塩気が口に広がり、まさに自然食という感じで、穀物好きな私にとっては非常に美味しかったです。
ただ、これをラーメンスープに入れてしまうとせっかくの美味しさが消えてしまったように思います。
単体で食べると美味しかった穀物麺も、スープと合わせるとボソボソとした食感が目立ってしまい、味もよくわからなくなってしまいました。
感想
今回主役の麺が残念な感じだったので、今後改善されていくといいなと思います。
完全食でありながらも美味しい商品になってくれれば、私も含め、値段が少々張っていてもぜひ購入したい人は多いと思います。
今後も株式会社BASEさんにはぜひ期待していきたいと思いますmm